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スーパーのウナギの原料ってなんでしょう? [Food]


本日2014.7.29は土用の丑の日だそうです。
スーパーのチラシには「原料原産地国内」「原産国中国」「養殖」などの文字とともに、ウナギの蒲焼きやうな重の写真が大きく掲載されていますが…
 

 

そもそもニホンウナギは環境省のレッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト)に掲載されているのですよね?

そして、養殖でも稚魚は野生を捕まえてくるので、養殖物を買ってもウナギは減少するのですよね?
http://www.wwf.or.jp/staffblog/2013/07/post-643.html?gclid=CLnY7NKo6b8CFVSWvQodHSQACQ



4年前に農水省はウナギの完全養殖に成功したと言っていますが、どこまで開発が進んだのでしょう?
http://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1007/mf_news_03.html



初めて成功してから4年で「それでも4年間で餌やホルモンの開発が進」んだとのことですが、ホルモン剤を投与されているのでしょうか?
http://www.asahi.com/articles/ASG7C457XG7CUTIL017.html



「ふ化したばかりの仔魚(しぎょ)からシラスウナギに成長するのは3~4%にとどまり、商業化にはなお時間がかかる」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20140729/CK2014072902000150.html



スーパーのチラシに掲載されている「原料原産地国内」というのは、一体何ウナギでどこでどんな育てられ方をしてきたのでしょう?
よくわからないので、とりあえず買うのは止めておきます。



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神奈川新聞2014年7月30日 論説・特報より追記

ニホンウナギ
・グアム島周辺の太平洋ふ化した稚魚が海流にのって日本沿岸に回遊し、河川や湖で成長して5~10年たつと海に戻り産卵する
・環境省が2013年2月、日本版レッドリストに絶滅危惧種として掲載
・IUCN(国際自然保護連合)が2014年6月レッドリストに絶滅危惧種として掲載

ヨーロッパウナギ
・欧州各地に生息
・中国経由で日本に大量輸入
・IUCNで「極めて絶滅の恐れが高い種」として指定
・ワシントン条約の規制対象種
・中国政府は2015年以降日本に輸出しないと表明

*ニホンウナギとヨーロッパウナギは外観で見分けられず、DNA鑑定が必要

[お店での表示]
どんな種でも中国で養殖されれば「中国産」、日本で養殖されたら「国産」となる。

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