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トランス脂肪酸がついに米国でも禁止されました [Food]


↑2013年の記事です。

ついにFDAからの指示に至った最新記事はこちら↓(2015年6月17日現在)

CNN トランス脂肪酸「安全ではない」、米当局が全廃を指示
http://www.cnn.co.jp/usa/35066033.html

NHK 米 トランス脂肪酸 3年後までに禁止 6月17日 10時42分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150617/k10010117411000.html

47news トランス脂肪酸、18年に全廃 米当局「安全でない」
http://www.47news.jp/CN/201506/CN2015061701000780.html

朝日新聞 トランス脂肪酸の禁止、米が決定 「安全と認められぬ」
http://www.asahi.com/articles/ASH6K23DPH6KUHBI006.html


日本では禁止されていません。
食品への表示も実施されていません。 


こういったニュースが報道されると、決まってトランス脂肪酸の使用を擁護する声がネット上に出現します。

例えば「少なければ毒ではない。塩や水も多ければ毒」「タバコの方が健康に良くない」などの推進・許容派の意見をよく聞きます。
(なぜ国内に推進・許容派が存在するのか不思議なのですが、業界関係者や引っ込みのつかなくなった自称科学リテラシー強者の方達なのでしょうか?)
その理屈でいく場合、食品添加物への使用を禁止されるような物質には何が残るのでしょう?

塩や水は人体にとって必須ですが、トランス脂肪酸はそうではありません。例えているものが極端すぎます。

タバコが禁止されていないという理由で、他の危険物質も許容できるのでしょうか?

どちらの理由も、疾病リスクを増大させることがわかっている物質の禁止を阻害する要因にはなり得ません。

トランス脂肪酸については数年前に記事を書いたのですが、見当たらなくなってしまいましたのでもう一度まとめ記事を書こうと思います。

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